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予防接種

予防接種について

予防接種について当院では、予防接種法に基づく定期接種ワクチンや任意接種のワクチン、新型コロナウイルスワクチンやインフルエンザワクチンなど、幅広い予防接種を取り扱っています。ご不明点があれば、いつでもご相談ください。公費補助のワクチンについて、東京23区内に現住所をお持ちの方であれば、23区内、どの医療機関でも接種可能です。23区外、他県に現住所がある場合、お住いの市区町村での接種が原則です。やむおえない事情(里帰り出産など)で、別の市区町村で接種をご希望される場合、特別な措置を受けられる可能性がありますので、それぞれの市区町村へお問合せください。


予防接種を受けられない方

過去に蕁麻疹やアナフィラキシーなど、アレルギー反を起こした経験のある方、ワクチン接種時、発熱や感冒症状がある方は予防接種を受けられない場合があります。また、免疫抑制剤を使用中の方は生ワクチン(BCG、麻疹風疹混合など)の投与はできません。


ワクチン接種後の副反応

ワクチン接種後の副反応一般的な副反応として、接種部位の腫れや発赤、発熱、頭痛、倦怠感などがあります。稀にアナフィラキシーショックのような重篤な反応が起こる可能性もあるためワクチン接種後は数時間~2日程度は注意してください。軽度の副反応については当院にご相談いただき、呼吸が苦しい、強い腹痛、めまいなど重篤なアレルギー症状が現れた場合は直ちに救急病院を受診してください。


主な取り扱いワクチン

水痘・帯状疱疹ワクチン

水痘ウイルスは水痘(水ぼうそう)を引き起こした後、体の中に潜伏し、帯状疱疹として生涯にわたり再発するリスクがあります。近年、50歳以上の方を対象とした帯状疱疹不活化ワクチン『シングリックス®』が認可され、公費補助が受けられるようになりました。従来の生ワクチンよりも安全性が高く、効果も勝ることから、接種が推奨されています。抗リウマチ薬、とくに生物学的製剤やJAK阻害剤などを使用されている方では、帯状疱疹発症のリスクが高まることも知られています。当院でも積極的に推奨するワクチンの一つです。2回の接種が必要で、1回目投与の後、2か月あけて2回目投与を行います。この初期の2回のワクチン接種で10年程度発症予防効果が期待できます。まずはお住いの自治体で補助・助成の現状をご確認いただき、接種に関しては当院にご相談ください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは毎年11月から12月にかけて流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。予防接種は、接種後2週間ほどで効果が現れ、約5か月間持続します。65歳以上の方は自治体からの補助が利用可能ですので、早めに接種をお勧めします。

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本の死亡原因の第5位で、特に肺炎球菌による肺炎の頻度が高いです。65歳以上の方は肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。現在、肺炎球菌に対しては、ニューモバックスNP、プレベナー13と2種類のワクチンが用いられます。それぞれのワクチンに特徴があり、投与間隔も一様ではありません。肺炎球菌ワクチン接種をご希望の場合、これまでのワクチン記録をご持参いただくとスムーズに進みます。また、一部公費補助を受けることができるので、お住まいの自治体にお問い合わせください。

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐため、ワクチン接種も大切です。接種後に副反応が出る場合もありますが、当院では安全に対応できるよう配慮しております。接種に不安がある方は、ご相談ください。


予防接種の費用